HSPが自己肯定感を考える上で大切なこと

自己肯定感が低いHSP

自分を肯定できるかどうか。それによって大きく人生観が変わり、その人の人格や行動に大きく影響を与えていくことは明白ですが、HSPとしては自己肯定感とどう付き合っていくべきでしょうか。

自己肯定感が大切なのは誰にとっても同じですが、結論として、HSPは自己肯定感がとても上がりにくいと言えます。自己肯定感を上げるにしても、まずは上がりにくいという現実を客観的に認識してもらう必要があるため、今回は、HSPの自己肯定感が低い理由について考えていきます。

理由としては、主に次の3点があげられます。
1.完璧主義すぎて自分を低く見積もりやすい
2.周りより繊細で生きづらいことを理解していることから、自分をダメだと思いやすい
3.何か問題があると、自分に原因があると捉えやすい

3つの理由

1つ目の完璧主義という性質は、まさにHSPに多く見られる傾向で、周りからは色々と評価をされたとしても、自分の理想や思い描くイメージにまだまだ足りないという思いが付き纏います。完璧にこなしたいという美意識が確立しているのは、良い意味で言えば芸術的な感性があるということですが、ネガティブに捉えると自分がまだまだ完璧じゃないという部分がどうしても引っかかってしまいます。

また、HSPの特性である深い処理能力が加わって、シンプルに自分を肯定するよりは、自己を肯定するハードルを哲学的にあげてしまいやすい部分を兼ね備えていると言えます。

2つ目は、周りより繊細で生きづらいことに対する自覚から自己肯定感が下がるという点です。HSPの特徴に、空気を読む力…周りの人の感情を敏感に感じ取る性質がありますので、多くのHSPは自分が周りの人よりも精神的に脆く、弱いという現実に直面してしまいます。

他の人が気にもしないような些細なことに躓いたり傷ついたりしてしまいますし、それを周りに言うと、気にしすぎとか考えすぎと言われる。

しかし、これは感性の話ですので、気になるものは気になるし、傷つくものは傷つく。寒がりの人が寒いと感じるのは仕方がないように。そうなると、余計に自分はどうしようもなく他の人よりも繊細で生きづらい…と自覚をせざるを得ません。

もちろん周りより脆い自分のことを肯定するのは簡単ではありません。鈍感な方がどれだけ生きやすいか経験から感じ取ってしまうため、繊細さがマイナスだと結論づけやすいからです。

そして3点目は、HSPは自責の念が強いということです。自分が絡む失敗やトラブルに直面したときに、自分以外のせいにするのことで気持ちを落ち着けることが、HSPにはなかなか出来ません。良く言えば、責任感が強く良心的なのですが、ネガティブに作用すると、自分を強く責めてしまうことになります。

自分のせいで…自分がもっとこうすれば…そういう発想を自然と繰り返します。自分の責任と思えることは素晴らしいことでも、過剰に自分を責めるような方向までいってしまうと、自己肯定感がどうしても上がりにくいという結果になってしまいます。

以上の3点から、HSPの自己肯定感は低くなりがちです。こういった内容を踏まえながら、次はHSPとしてどうやって自己肯定感を上げていくのかを考えていきます。

HSPが自己肯定感を考える上で大切なこと②

2019年8月25日

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IQ155オーバーだが、自信があるのはEQ(心の知能指数)の方で、繊細な感受性の持ち主。 大学時代に週末はあらゆる大学生と人生を語り合うことに費やした結果、人を見下していた尖り切った人生から、人の感情を共感し理解する相談役の人生へとコペルニクス的転回を果たす。 これからの時代は感情の時代になると確信しており、感情のあり方が幸せに直結するとの考えから、複雑な感情の流れを論理的に整理することに挑戦している。 モットーは Make the invisible visible