HSPが生きづらさを我慢をし続けたらどうなるのか

HSPが生きづらいと感じるとき、我慢というのが1番シンプルな選択肢としてあがります。その環境から逃げるということはとてもハードルが高いので、我慢せざるを得ないと感じることは多々ありますが、我慢がどういう結末を迎えるのか、今まで見てきた経験を踏まえて考えていきたいと思います。

ケース1 乗り越える

我慢を重ねた結果、その環境に適応する何らかのコツを掴む、あるいは環境の方から変化してくれたという場合。

例えば、満員電車か苦手なHSPは多いですが、どうしても通勤しなければならないので我慢しているうちに、電車の中で音楽を聴くことで自分の世界に没頭出来れば、満員電車の負担が和らぐことを発見したなど。

別の例で言えば、いつもイライラしていて小さなことで怒りの波動を飛ばしてくる上司が異動になったケースなどもそれに当たります。

こういった例は極めて幸運で、我慢せざるを得ないケースがこのように解消されていくというのはとても稀なのではないかと思います。

ケース2 感情がなくなる

あまりにも怒られ続けたり、責められ続けるなど、精神的に負荷がかかる状況が続いた結果、感情がなくなるかのように…感情を押さえ込んで人形のような印象になった人たちを見てきました。笑顔がないあるいはとても不自然だったり、感情的な反応をしない傾向があります。

恐らく、感情を殺してなかったことにしなければ、もはや自分がもたない故の自己防衛反応なのだと思います。

これまでの人生をよくよく聞いてみると、そりゃそうなるよなぁ…と同情せざるを得ないことも多く、そうなる前に誰かが気づいてあげられなかったものか…とこれまで何度も思ってきました。

ケース3 爆発する

我慢できなくなって爆発するケースで、爆発の仕方は人それぞれですが、誰かや何かに対する強烈な恨みになることが多いように思います。

ここまでくると、その原因を作った環境からは逃げることになりますが、後味がとても悪く、恨みなどはとても長引きます。消えない可能性もあります。

みんなが我慢しているわけではない

大まかに分けると、この3ケースが多いように思います。うまくいくと良いのですが、2番目や3番目のケースはダメージが大きく、その後の人生に負の影響を残してしまうかもしれません。

そう考えると、やはりキツい環境を我慢し続けることはあまりオススメできません。よく、周りもみんな我慢しているから…周りもみんな頑張ってるから…と考えがちなのですが、その我慢の程度が人それぞれ異なるのです。

例えば、お風呂の温度を考えてみます。それぞれこのくらいの温度が良いという感覚があるはずで、私の場合は39℃くらいが適正で、40℃を超えると熱くて我慢が始まります。

しかし、41℃や43℃くらいがちょうど良い人もたくさんいます。そして信じられないかもしれませんが45℃でやっている銭湯も実はあります。

では、45℃の風呂に入るとなると、43℃が良い人はまだ何とか我慢できるかもしれませんが、私のように40℃で熱いと感じる人間が我慢するのはどう考えても無理があります。

実は42℃のお風呂を多くの人が心地よく思っていて、我慢しているのは39℃が適正だと思っている私だけということも十分あり得ます。

負荷のかかり方には個人差があり、残念ながらHSPは精神的に環境からの負荷がかかりやすい。ですから、周りがみんな我慢しているなどと考えずに、自分の脆さを認めて早く逃げる方が圧倒的にオススメです。

そして、なぜだかわかりませんが、我慢していればいつかどうにかなると考えている人が多い。もちろん、最初のケースのようにどうにかなることもあるとは思いますが、そこに期待するのはあまり得策とは言えないですし…何も起こらない場合のリスクが高すぎます。

もう少し早く逃げることを選択肢に入れられれば、こんなにも自殺する人が出ないのではないか…そう願いつつ今日は終わります。

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ABOUTこの記事をかいた人

IQ155オーバーだが、自信があるのはEQ(心の知能指数)の方で、繊細な感受性の持ち主。 大学時代に週末はあらゆる大学生と人生を語り合うことに費やした結果、人を見下していた尖り切った人生から、人の感情を共感し理解する相談役の人生へとコペルニクス的転回を果たす。 これからの時代は感情の時代になると確信しており、感情のあり方が幸せに直結するとの考えから、複雑な感情の流れを論理的に整理することに挑戦している。 モットーは Make the invisible visible