男性が女性の感性について少し学ぶだけで、社会は良くなると思う

今日はいつもと話題の毛色が違いますが、私は日本が特に女性にとって生きにくい社会だと感じています。そのあたりをもう少し男性側も理解することで良い社会になる気がするので思いつくままに書き記します。

生きづらそうな女性たち

まず勘違いされそうなので先に言います!私は男性です。いつも感情のことを繊細に考えているので、女性かと思われていたかも知れませんが違います。

ただし、これまで色々なカウンセリングをしてきたのですが、今でも相談が来るのは女性が圧倒的に多いんです。

理由は複数あるのかも知れませんが、私が1番大きいと感じているのは、感情を理解し、配慮し、共感することを男性社会がほとんど重要視していないからだと考えております。特にビジネス界隈。理解してもらえる相手がおらず、仕方なく私のところに連絡が来るというイメージです。

男性の私から見ても、女性がどれだけ生きづらい思いをしているか考えると、気の毒に感じることが多いです。

ここまで言うと勘違いされそうなのですが、私はいわゆるフェミニストではありません。電車においては男性専用車両がないのを残念に思っていますし、レディースデーだけではなくメンズデーを作って欲しいですし、銭湯の男湯に女性スタッフが入って来られるのを不快に思っております。

私が言いたいのは女性の権利云々とか男女平等参画とかそういうことではなくて、少しだけ、男性が女性のことを学んで理解するだけで大分女性は呼吸がしやすくなると感じているだけです。

ということで、まずはこういったことを考えるようになった過程について私個人の時間を遡ってお伝えします。

マネジメントの違い

もう少し若い頃、営業部門で管理職をやっていた私は、男性のマネジメントに携わっていました。男性のマネジメントは数字や結果中心で見た方がお互い納得感があり、体育会系のような厳しい側面や、競争の空気を作り出す方が明らかに場が引き締まって実績としても伸びました。私自身も数字が好きで競争が好き、厳しい部活の経験もあり、違和感はほとんどなかったと記憶しています。

ある時、女性の営業チームのマネジメントを担当することになりました。その際、女性は男性と感性が違いそうだと思い、女性に対するマネジメントの本を探しに書店に行きます。その時に思ったのは、「(女性マネジメントに関する)本少なっ!」でした。

さて、本を読むと驚くことばかりでした。考えたこともない感性がそこには書いてあり、私は今までの自分のマネジメントのやり方じゃそもそも女性には通用しないと悟りました。

感性を活かして過去最高の実績へ

そこで、女性の営業チームの何人かを集め、私の考えを伝えました。「男性に通用するマネジメントやチーム作りでは女性にとって精神的に負担が大きいように見えるんだけど、実際違和感を感じるところを教えて欲しい」

すると、彼女たちは待ってましたとばかりに矢継ぎ早に意見してくれ、実は違和感だらけの日々を送っていることが明らかになりました。この経験も、本とはまた違った観点や感性を教えられることが多く、どうしたら良い文化になるのか考え彼女たちにチェックしてもらいました。

女性の意見は感覚的、直感的なことが多いですが、数字ではなく気持ちに訴えてくるような、確かになーと思える内容が多いんですよね。

かくして、「アドバイスなしで話をひたすら共感しながら聞き続ける」「個人の数字で比較しない。必要がなければ公表もしない。」「チームメンバーが仲良くなるために時間やお金を投資する」という斬新な発想が次々と飛び出し、全然合理的に見えないそういった取り組みを実践する中で、彼女たちは女性の営業チームとして過去最高の実績を叩き出していきました。

異性の感性を理解する機会の違い

思えば、女性は社会で生きていくために、数字や結論を重視し、論理的思考やコミュニケーションをとる…つまり、男性的な感性を嫌でも学ばないといけない側面があります。つまり、女性における男性の理解の場はそこらじゅうに転がっている。

しかし、逆は積極的な機会がない。社会が男性的な感性ベースで組み立てられている以上、ホストの方とか女性にモテるための研究をする人とか、かなり限られた人たちしか学ばないのかもしれません。

私が女性のマネジメントについて本を読んだり、女性たちの意見を吸い上げる努力をしたと伝えると男性からも女性からも驚かれることが多いのですが、プライベートでも仕事でも女性に関わることがあるならば、そうせざるを得ないのでは…。

しかし、多くの人に驚かれたという事実は、私が探しに行った関連本のラインナップの少なさの意味するところを明確に示していました。

世界のもう1つの美しい景色

今回は、それなら女性の感性って何ってこと答える記事ではないのでそこには詳しく触れませんが、私の結論はとてもシンプルです。

男女平等とか女性の権利の運動っていうよりも、男性が女性の感性について少し学んで、接し方を工夫するだけで女性が勝手に輝く社会になると思っております。ただそれだけです。

実際、ビジネスやプライベート問わず、女性の感性から学べることってとても多いので必要に駆られていない男性にも強くオススメです。端的に言えば、世界のもう1つの景色を見る感じがします。

あと、社会がようやく論理から感性や直感に目が向き始めたので、そうなると感受性が強い女性の方がセンスのある発想してくれると感じています。男性を敵に回すつもりはないんですけど、正直女性の時代がくるような気がしています。

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ABOUTこの記事をかいた人

IQ155オーバーだが、自信があるのはEQ(心の知能指数)の方で、繊細な感受性の持ち主。 大学時代に週末はあらゆる大学生と人生を語り合うことに費やした結果、人を見下していた尖り切った人生から、人の感情を共感し理解する相談役の人生へとコペルニクス的転回を果たす。 これからの時代は感情の時代になると確信しており、感情のあり方が幸せに直結するとの考えから、複雑な感情の流れを論理的に整理することに挑戦している。 モットーは Make the invisible visible